目の開きや左右のバランスなど確認しながらすすめる眼瞼下垂治療

ドクターズ・ファイル様にて当院院長の「眼瞼下垂治療」に関してインタビューを実施していただきました。

眼瞼下垂とはどのような病気ですか?

眼瞼下垂とはどのような病気ですか? まぶたを持ち上げている上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)とミュラー筋という筋肉の機能が弱くなることで、まぶたが垂れ下がってくる病気です。
先天性のものもありますし、外傷などで筋肉や神経にダメージを受けた場合や、加齢などでだんだんと筋肉が衰えてまぶたを持ち上げる力が弱まることが原因となる場合もあります。まぶたが下がることで視野が狭くなり、無意識に眉毛を持ち上げて目を開こうとしますので、おでこに皺が寄ったりまつげが目に入って視界を塞ぐこともあります。顎が前に出たような姿勢になって首や肩凝りなどの症状にもつながることがあるので注意が必要です。
眼瞼下垂の治療によって、肩こりや頭痛がなくなる人もいます。

どのような治療法がありますか?

どのような治療法がありますか? まぶたの筋肉にある程度引っ張る力が残っている場合は、その力を補強するために、筋肉を短縮する「挙筋腱膜前転術」という手術を行います。
長い筋肉で引っ張るよりも短い筋肉で引っ張る方が力が強く伝わるのでまぶたの開きは大きくなります。一般的には皮膚を切開し、筋肉を何カ所か糸で瞼板という組織に縫いつけることで筋肉を縮めます。他には、全く筋肉の動きがない方に行う「筋膜移植術」。
太股などの筋肉を移植し、まぶたとおでこの前頭筋をつなげて、軽く眉毛を上げるとまぶたが持ち上がるようにします。

手術の特徴を教えてください。

手術の特徴を教えてください。 麻酔をするときも痛みが少ないように心がけています。当院では、細い針を使用し少量の麻酔で手術を行っています。また術後は痛み止めの内服薬も処方しています。切開しない手術でしたら手術直後の腫れも少なく、一週間ほどで大まかな腫れは引きます。一ヵ月もすればほぼ落ち着くでしょう。目は開いていないほど腫れて見えますので、目を開くために行う眼瞼下垂の手術は、一般的に行われている二重手術などと比べてあまり腫れが目立たないのが特徴です。手術から一週間後に経過を診ますが、その時点で腫れや目の開き具合を確認し、調整が必要であればその場で処置をします。

手術後の腫れや痛みなどはありますか?

手術後の腫れや痛みなどはありますか? 通常、挙筋腱膜前転術では皮膚を切開しますが、中にはまぶたを切ることに抵抗がある方もいらっしゃいます。
当院では切開せずに、まぶたの裏側から筋肉をすくい筋肉を縮めて、糸の両端を皮膚に通すことで目の開き具合を細かく調整する手術も行っています。
眼瞼下垂の治療とはいえ、目は顔に大きな影響がありますので、左右の黒目のバランスや二重の幅などを手術中に鏡を見て相談をしながら進めます。
何ヵ所も止める方法ではなく、一本の糸で筋肉を縮める方法なので、途中で確認・調整が可能です。
ですので患者さんも安心です。かかる時間は調整時間を含めても左右で20分ほどです。

院長からのメッセージ

比較的若い方でも眼瞼下垂になっている方は多く、視野が狭い、おでこの筋肉が凝るなど、少しでも思い当たる症状があれば、ぜひ一度ご相談ください。肩こりや頭痛が実は眼瞼下垂によるもので、長年悩んでいた方が治療を受けたら改善したというケースも多々あります。
眼瞼下垂の治療は健康面において重要な治療ですが、見た目にも患者さんが納得できる仕上がりになることをめざしています。
目の印象はとても大事ですから、調整は患者さんが満足いくまで行います。患者さんのご希望に沿いながら、一方で医学的にできるかできないかをしっかりと判断し、客観的におかしくないかを冷静に見ることが、診療する上で大切だと考えています。

出典:ドクターズ・ファイル

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